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撃墜―大韓航空機事件 (上)

, 柳田 邦男

によって 柳田 邦男
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航空機事故の第一人者は、柳田邦男氏です。日本航空123便事故について、柳田さんがどこまでご存知なのかを知りたくて読みました。この📕を読んだのは正解でした。次の記述がある。当時の安倍晋太郎外務大臣は、外務省内で、「日ソ関係をこの事件の270番目の犠牲にしてはならない」といっていた。すでに269人の命が失われているが、いままで築いてきた日ソ関係を破壊して、日本がソ連の軍事的脅威にさらされることがあっては、はかり知れない犠牲を生むおそれがある。日本は軍事力でソ連と対決するわけにはいかないのだから、そこのところをわきまえて対処しなければならない、という意味である。(283頁10行目~~)日航123便事故は、大韓航空機撃墜事件の二年後の米ソ冷戦下で起きた。中曽根総理、安倍外務大臣等は、日航123便事故についても次のように考えたのではないか?「日米軍事同盟をこの事件の525番目の犠牲にしてはいけない」と。墜落現場の御巣鷹山の人口杉がクッションとなり、50人以上の生存者がいたことは、想定外だったのかもしれないが、当時の政府首脳は、自分達の決断を正当化するのではないか?そして、柳田邦男氏もこれを追認している。私は、柳田氏の考えに同調しない。但し、彼の事故原因追及のやり方は素晴らしいと思う。彼のやり方を真似て、日航123便「事件」の真実に迫ってみたい。

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