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学校・学歴・人生―私の教育提言 (1985年) (岩波ジュニア新書)

, 森嶋 通夫

によって 森嶋 通夫
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日本人経済学者としては,森嶋はほとんど最初の論文輸出可能な(かつ海外研究者に影響を及ぼす能力のある)経済学者(たとえば,Equilibrium, stability and growth(64),41歳)。どの程度の英語をしゃべるのかはわからないが,日本人に対して日本語を話しているときに,“Ooops!”とか見っとも無い言葉を口にするような論文輸出能力不能な九州大学経済学部の教授(当時助教授)とは格が違うだろう。そもそも,こういう種類のインテリってこんな見っとも無いことを言う時って,なに考えてるんだろうか・・・?本書は,『智にはたらけば角が立つ――ある人生の記録』(99年)などの少年向けバージョンの森嶋自伝。「不熱心な教授をつるし上げてください」(V頁)などのような挑発的な発言もあってなかなか面白いが,全国の大学教授どもには面白うなかろうな・・・。つるしあげる学生も,21世紀日本にはおらんだろうな・・・。そもそも大学が日本には500とも700ともあると言われてるらしいが,大学としての価値を備えた学校は100もないだろうし,森嶋ももっと減らすべきだと言っている。僕もそうだと思う。でも,「学歴病」を治すために(上位大学→上位企業という)就職ルートに加工を施すより,シンガポールや台湾のように徴兵制がいいと思う。彼の経歴が示している通り,彼は学校制度に決して従順ではない。生徒の時であろうと,教員になってからであろうと,バカ教員に向かって「バカ」と言わないと気が済まない性質らしい。大学みたいなところにバカがいるのは,外から見てると意外だろうけど仕方ないんだよねぇ。そう意味では,彼は単独で反乱をおこすことを厭わなかった。でもイギリスではそういう反乱を起こさなかったという事実はなにを物語っているのか。そういうことにも,私のような下種野郎は思いを致してしまうのです。(1100字)

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