消えゆく森の再生学―アジア・アフリカの現地から (講談社現代新書)本ダウンロード

消えゆく森の再生学―アジア・アフリカの現地から (講談社現代新書)

, 大塚 啓二郎

によって 大塚 啓二郎
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内容紹介 緻密な現地調査が問いかける 人はなぜ木を切るのか人はなぜ木を植えるのか 世界的規模で進行している森林破壊をいかにしてくいとめるか。ガーナ、マラウィ、ベトナムなどの現地密着調査をもとに、人間の生活と調和した森林環境のあり方を考察する。 内容(「BOOK」データベースより) 世界的規模で進行している森林破壊をいかにしてくいとめるか。ガーナ、マラウィ、ベトナムなどの現地密着調査をもとに、人間の生活と調和した森林環境のあり方を考察する。 商品の説明をすべて表示する
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まるで、テレビのドキュメンタリー番組を見ている様な活き活きとした文章に引き込まれ、素人の私にも「開発経済学の実証研究の現場」が楽しく疑似体験できた。森の住民の慣習の分析により「消え行く森の再生」の糸口を見出そうとする視点が興味深い。徹底的な現場調査を通じて筆者が追究するのは、森の住民社会に潜む「彼らなりの合理性」である。一見、非合理に見える彼らの行為にも必ず何か理由がある、その「彼らなりの合理性」の解明こそが真の問題解決に繋がるという筆者の信念は、学問研究の世界のみならず、例えば、経営分析、マーケティング、CSRなど広い分野で貴重な指針を与えてくれそうな気がする。楽しく読めて学ぶところ多き良書。

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