認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方
本, 鈴木 雅人
によって 鈴木 雅人
4.3 5つ星のうち 10 人の読者
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内容紹介 認知症の親の財産管理、実家の片づけ、空き家問題、遠距離介護、相続、 子に面倒をかけたくない親、子どものいない夫婦・おひとりさまの老後―― お金・住まい・暮らしを守るために、「成年後見」を知らずに年はとれない時代です! 認知症や知的障害、精神障害により判断能力が不十分になった人の財産管理や生活を サポートする成年後見制度。毎年約1万人のペースで増加していますが、 後見を必要とする人数はもっと多く、まだまだ利用は進んでいません。 しかし、2025年には認知症患者が700万人を超えるといわれ、 家族や自分の「もしもの場合」にどう備えるかは、誰もが避けられない問題です。 制度利用が進まない理由の1つが、知識不足・情報不足による漠然とした不安です。 「悪い後見人に財産を騙し取られたら嫌だ」「手続きが面倒そう」といった マイナスイメージが先行していたり、そもそも後見が必要な状況であることに 気づいていない場合も少なくありません。 一方で、預貯金口座の解約や不動産の処分などの際に慌てて後見人をつけたら、 本人や家族の日常生活に不都合が生じてしまった……というケースも。 本書は、社会福祉士と行政書士の資格をもち、福祉と法律の両面から 成年後見業務をおこなう著者が、ニュースなどで聞くけれど実はよく知らない 「成年後見制度」について、わかりやすく解説。 「どんな場合に後見が必要なの?」「後見人は何をしてくれるの?」 「後見人がつくと、本人や家族の生活はどう変わる?」「トラブルを防ぐコツは?」 「自分の老後に備えて何をすればいい?」……メリットとデメリットを理解して、 制度を有効活用するための方法を紹介します。 【目次】 序章●「成年後見」を知らずに、年はとれない! 第1章●「成年後見」って何ですか? 第2章●認知症の家族の生活を守る――法定後見 第3章●自分の老後は自分で決めたい――任意後見 第4章●「後見人」ってどんなことをする人? 第5章●知らなきゃ損する、成年後見トラブル事例 終章●自分らしく生きよう 内容(「BOOK」データベースより) 「成年後見」は、認知症や知的障害、精神障害などにより判断能力が不十分になった人の生活と“その人らしい人生”をサポートする制度。もし、自分や自分の身近な人が認知症になったら…「どこに相談すればいい?」「どんなことを頼める?」「サポートしてくれるのはどんな人?」「騙されたり、損をしたりすることはない?」「今から何を準備すればいい?」―あなたの“もしも”に備えて、知っておくべき「成年後見」をわかりやすく紹介! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 鈴木/雅人 「人生最期の付添人」。社会福祉士・行政書士。みそら行政書士・社会福祉士事務所代表。福祉と法律の両面からシニア世代や障害者の「自分らしい生活」を支え、文字通り「最期まで」付き添うことが信条。後見人として10年以上活動し、相談件数も7,000件を超える。公的機関を中心に、成年後見・遺言・相続などをテーマとした講演依頼も多く、好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
ファイル名 : 認知症700万人時代の失敗しない-成年後見-の使い方.pdf
以下は、認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
成年後見制度に関心がある方は、今後の生活について様々な悩みをお持ちの方が多いと思います。本書では、読者の身近な悩みや不安に答えるように、わかりやすく解説が進んでいきます。まるで読者が著者から個別に相談を受けているかのような感覚です。様々な疑問、不安がすっきりと整理され、次に取るべき行動の方向性が見えてくる、そんな実感がきっと得られることと思います。実際に、単身で生活している母と一緒に本書の内容をもとに任意後見制度の活用についてよく話し合い、必要な手続き終えました。母は、将来への不安が減り、今を楽しむ前向きな気持ちを持つことができた様子で、以前に比べより明るく活動的になりました。息子の私もそんな母の姿を見ることがとてもうれしく思います。「自分(家族)はどのようにこの制度を活用すればよいのだろうか?具体的な手続きは何から始めればいいの?」、そんな思いをお持ちの方はぜひ手に取ってみてください。
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