自己炎症性疾患診療ガイドライン2017
本, 日本小児リウマチ学会
によって 日本小児リウマチ学会
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ファイルサイズ : 20.46 MB
内容紹介 新しい疾患概念である「自己炎症性疾患」は,不明熱として診療されることも少なくなかったが,近年の遺伝子検査等で病態の解明が急速に進んでおり,生物学的製剤などによる疾患特異的な治療が可能となってきている.本ガイドラインでは,最新の知見を盛り込んだ自己炎症性疾患の概要と,推奨される治療を丁寧に解説している.自己炎症性疾患に携わる医師だけでなく,一般小児科でも活用されたい診療ガイドラインである.
ファイル名 : 自己炎症性疾患診療ガイドライン2017.pdf
以下は、自己炎症性疾患診療ガイドライン2017に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
日本「小児」リウマチ学会の出した、自己炎症性疾患のガイドラインです。対象疾患は、家族性地中海熱、クリオリピン関連周期熱症候群(CAPS)、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、メバロン酸キナーゼ欠損症(MKD、高IgD症候群を含む)、Blau症候群、PFAPA症候群、です。「希少疾患であり歴史も浅いことから、強い疫学的エビデンスは少ない」とされてはいますがシステマティックレビューに基づいた記載がなされています。小児科としてはもっとも役立つのは実はかなり多くの患者がいるPFAPAの項、それに付属するクリニカルクエスチョンの項で、ステロイド投与の是非などについては特に本書にあるような知見を持たずに診療することはできないでしょう。小児科医は手元に置くべきです。
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