図解でよくわかる農薬のきほん: 農薬の選び方・使い方から、安全性、種類、流通まで (すぐわかるすごくわかる!)
本, 寺岡 徹
によって 寺岡 徹
5 5つ星のうち 3 人の読者
ファイルサイズ : 21.87 MB
内容紹介現在の農業生産・ビジネスにおいて欠かせない資材である「農薬」。その「農薬」自体にスポットをあてた本書は、“農薬とはそもそも何なのか”について、豊富な写真や図解を用いながら様々な角度でわかりやすく解説しています。「農薬以前」も含めたその歴史、上手な選び方・使い方、作物別主要病害虫、流通などの基本知識はもちろんのこと、“農薬の安全性はいま”や“環境保全型農業と農薬”といったアグリビジネスの最前線や、家庭菜園での使い方、農薬だけに頼らない防除法など身近な農薬知識も紹介した、農薬のすべてがわかる一書となっています。著者について農学博士。東京農工大学農学部応用生物科学科教授植物病理学の研究者。植物の病気に対する抵抗性の機構を分子生物学的、生化学的に明らかにすることなどを目的に研究を行っている。「日本農薬学会学会賞」、「平成22年度日本農薬学会論文賞」など多数の賞を受賞。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)寺岡/徹 農学博士。東京農工大学教授。植物の病害抵抗性機構を分子生物学的、生化学的に明らかにすること、また、病原微生物がたんにものを腐敗させる微生物とどこが異なっているのかを明らかにすることを目的に研究を行っている。日本農薬学会学会賞、日本植物病理学会学会賞、日本農薬学会論文賞などを受賞。1975年東京農工大学農学部卒。1977年東京農工大学大学院農学研究科修士課程修了、三菱化成工業株式会社入社。1983年東京農工大学農学部助手。1993年東京農工大学農学部助教授。1999年東京農工大学農学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、図解でよくわかる農薬のきほん: 農薬の選び方・使い方から、安全性、種類、流通まで (すぐわかるすごくわかる!)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
多少首を傾げる表現が散見されるものの,第1章から第3章までは,それなりに参考になる内容。しかし,第4章以降は,かなり問題のある内容。第1章54ページできちんと農薬取締法に基づく農薬の定義を解説しているのだから,第4章以降で紹介している資材の多くが,無登録農薬の使用となる可能性が分かりそうなものだが,むしろそうした資材の使用を勧めている。極めつけは,第5章118ページの内容。家庭菜園栽培において,衛生害虫対策用のスプレー式殺虫剤を農薬として使用することを勧めている。これは,無登録農薬の使用と見做される。例えばプランター栽培のような小規模栽培での農薬使用あっても,農薬取締法が適用されることを忘れてはいけない。こんな使用方法を推奨する本を,決して他人に勧められない。
0コメント