公正としての正義 再説
本, ジョン ロールズ
によって ジョン ロールズ
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内容(「BOOK」データベースより) 『正義論』『政治的リベラリズム』などによってその名を知られる政治哲学者が、規範的理論としての正義論に向けられたさまざまな批判に応答しながら、みずからの理論的全貌と到達点とを簡潔にしめす。八〇年代に始まる理論的転回以降、自説の整合性と系統性を確保すべく格闘した著者による生前最後の著作となった本書は、ハーヴァードでの講義録をもとに加筆・編集したものであり、ロールズの数ある著作を理解する鍵となるものである。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ロールズ,ジョン 1921‐2002年。元ハーヴァード大学教授 田中/成明 1942年生まれ。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科教授 亀本/洋 1957年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程学修退学。京都大学大学院法学研究科教授 平井/亮輔 1957年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程学修退学。京都工芸繊維大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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日本でも有名なハーバード大学のマイケル・サンデル先生の「これからの正義の話を・・・」を読んで、ジョン・ロールズを読もうと思いました。哲学的な要素が強いですが、それでも「正義の本質」という問題を政治や経済まで掘り下げて検証しようとする姿勢は、読んでいて“呑まれ”ます。近年、サラリーマンが教養として読書をするとき、『速読』や『多読』がもてはやされ、良質な『読書』が蔑ろにされているように思える方には、まさに打ってつけの『知的』な一冊だと思います。質の悪い新書を100冊読むよりも、この一冊を知っているほうが、遥かに知的好奇心を満たされること請け合いです。
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